吹奏楽

フルート初心者が上達する為の練習方法は?悩みと克服の仕方も!

吹奏楽団でフルートを始めたけれど、どういう練習をやったら良いのか分からない、中々上達しない。

そんな、悩めるフルート奏者のために

フルート初心者はどんな練習をすれば上達するの?

フルート経験者が悩んだ事とその克服法

について、経験者の方にインタビューしてきました。

私が指揮を振ってる楽団でも、フルートのレベルは中々悩ましいものです。

吹奏楽に使う楽器は、音色・音域・長所・短所がすべて違います。

長所を生かして、短所を補い合うのが吹奏楽だと思ってますが、フルートに求められるのは、メロディー(カウンター含む)やアルペジオなど、土台を作るよりも、楽団の顔としてのイメージが強く出ます。

そんな花形のフルートだからこそ、悩みも多いと思いますので是非参考にしてみてくださいね。

 

フルート初心者はどんな練習をすれば上達するの?

フルートは、吹奏楽の中で高音行きのパートを担当します。

ハーモニーを奏でる場面よりも、アルペジオやメロディーを主に担当します。

フルートの音色に魅せられて始める人も多いのではないでしょうか?

また、他の木管楽器や金管楽器と吹き方が違うのも特徴ですね。

リード楽器でもないし、バズィングをする必要もなく、その上、一番息を入れないといけない楽器でもあります。

そんなフルートが上達する為に必要なことを、フルート経験者の方に質問してきましたので紹介します。

ケース1(24歳・女性・経験年数:フルート10年、ピッコロ3年)

ロングトーン 日によって行う音階は違いましたが全音階練習します。8拍子店舗60~90程度。しっかり太く吹く、細く長く吹くというように色々なパターンで練習しました。とにかく真っ直ぐ良い音でをイメージして練習します。
また、楽器によってあると思いますが、出しにくい音や音色が悪くなるおとは入念に練習します。(フルートであればHF#等)1時間程度

楽器を吹く前にジャンプしたりストレッチすることで体がほぐれます。ロングトーンと同じようなやりかたで腹式呼吸をしました。10分程度

歌。音程の感覚を掴むことができます。腹式呼吸の練習にもなります。ハーモニーディレクターなで音をならし、あー と言いながらこえをだします。腹式呼吸を意識し音程を合わせる。片耳を塞ぐと自分の声がよく聞こえるので音程がおかしいと思った時は塞いでみるとよいでしょう。30分程度

タンギング、ダブルタンギング、トリプルタンギング
テンポ60くらい~ 4拍子 4部→8部→3連→16部を
一連の流れで練習します。20分程度
余裕があれば2拍3連なども練習しておくと良いと思います。リズム感を養うことができます。

楽器をやっていた時は目指す音色のプロの方の音をとにかく聞きまくって、イメージしながら練習していました。聞くこと、イメージすることは重要です。また、ピッコロもやっていたのですが、サックスやクラリネットも同じく、色々なサイズの管を練習することで、音を操ることができます。(アンブシュアを自在にしやすくなる)

 

ケース2(30代後半・女性・経験年数:26年)

ロングトーン、高音Hから半音ずつ下がり、下がりきったら高音Hから半音ずつ上がる。次はビブラートをかけて同じロングトーン。
必ず音を自分の耳で聴き、音色の確認をする。
テクニック本のリズム練習。ゆっくりスラーから符点のリズム、タンギングあり、なし等。
その後、教本に入り、数曲の練習を始めます。
譜読みから部分練習、音色の確認など、用事があって出来ない日などすごく短くて30分、ほとんどの日は2時間以上練習していました。

 

ケース3(20代前半・女性・経験年数:3年)

タンギング(2分→4分→8分→3連→16分を連続で4段階の音で、所要時間5分未満)
楽器なしロングトーン4拍、8拍、16拍、32拍(所要時間10分から15分ほど)
ロングトーンB♭~HB♭(8拍、16拍、所要時間10分ほど)
上記が基礎練習
基礎練習のあとはパート別にそのとき抱えている課題曲の練習。コンクールや学校行事や定期演奏会などでかなりの曲数を同時並行で譜面さらっていた。そのあとは全員集まって合奏。

 

ケース4(20代後半・女性・経験年数:10年)

・頭部管のみで音出し(アンブシュアの確認)
・テンポ60でロングトーンB♭~HB♭まで8拍ずつ(音色が変わらないよう意識)
・テンポ80でタンギング(四分、八分、三連符、十六分をそれぞれ4拍ずつ。慣れてきたらテヌート、マルカート、スタッカートの区別をつける)
・スケール(テンポ80、1オクターヴ間を八分音符)
①記号なし
②全てスラー
③一小節ごとにスラー
④全てタンギング
⑤八分音符3つスラー、残り1つスタッカート
⑥八分音符2つスラー、残り2つスタッカート
⑦中2つの八分音符をスラー、1つ目4つ目スタッカート
⑧八分音符1つスタッカート、残り3つスラー
⑨八分音符2つスタッカート、残り2つスラーなど
・楽器を始めたばかりで息が続かなかったときは、クリーニングペーパーを窓ガラスにセットし、落ちないよう息を吐き続ける練習もしました。

 

ケース5(40代前半・女性・経験年数:5年)

2年間、ヤマハ音楽教室に通いました。ロングトーンから始まって、練習本に沿ってのレッスンでした。
1音ずつしっかり音が出るように、特定の音だけでつくられた練習曲を、音を変えて毎週30分のレッスンの中で行いました。
ある程度音が出るようになると、今度は教則本のALTESを使っての練習になりました。
あまり熱心には練習しなかったので、家での練習は毎週30分ほどだったと思います。
現在は基礎的な練習はロングトーンのみです。あとは好きな曲を吹いています。

学生時代から何十年も経験されてる方もいらっしゃいますし、大人になって始められた方もいらっしゃいます。

練習方法も様々ですが、まずはしっかりと息を入れることが大切ですね。

ロングトーン・タンギング・スケールは、他の楽器以上に求められるのではないかと思います。

特に、音色が柔らかいために、音がぼやけて吹いてる人も多いです。

柔らかさの中にも芯のある音が求められますので、それを意識して、基礎練習をしっかりと行いましょう。

フルート経験者が悩んだ事とその克服法

ケース1(24歳・女性・経験年数:フルート10年、ピッコロ3年)

●どんな悩みがあったのか

・理想の音色にちかづけているか?(悩みすぎて自分の音がどうなのか訳が分からなくなりました(笑))
・本当に連符が苦手でした。
・一緒のパートの子(上手な子でした)と音色が合わず、吹きにくかった。
・ピッコロを始めた当初は、フルートにも影響があり、高音がキツくなったり低音が裏返ることがしばしばあった。
・フルートはかなり息を使うので、ロングトーンのラストなど音程が下がったり震えたりする。
・音の出だしが綺麗にまとまらない。

●その悩みをどうやって克服したのか

・理想の音色にちかづけているか?(悩みすぎて自分の音がどうなのか訳が分からなくなりました(笑))
→ 録音して聞く。また、他の人から意見を貰う。
・本当に連符が苦手でした。
→ メトロノームでゆっくりテンポから徐々にテンポを上げて練習。実際のテンポより少し早めでできるまでひたすら吹きまくる。
・一緒のパートの子(上手な子でした)と音色が合わず、吹きにくかった。
→ ひたすらユニゾン練習です。曲でもいいですし、ロングトーンを2人で合わせて納得いくまで練習します。
・ピッコロを始めた当初は、フルートにも影響があり、高音がキツくなったり低音が裏返ることがしばしばあった。
→ 練習中に何度も持ち替えて練習します。すると、フルートとピッコロのアンブシュアや息遣いの感覚が掴めてきました。
・フルートはかなり息を使うので、ロングトーンのラストなど音程が下がったり震えたりする。
→ 腹式呼吸を意識。毎日腹式呼吸の練習は欠かしませんでした。また、アンブシュアでの調整で真っ直ぐ音をだすことができました。
・音の出だしが綺麗にまとまらない。
→ タンギング練習あるのみでした。とくにピッコロを始めた当初は入念に練習し、丁寧に出だしを調整することで感覚が掴めてきました。

 

ケース2(30代後半・女性・経験年数:26年)

●どんな悩みがあったのか

難しいテクニックに出会ったとき。ダブルタンギングや、出しにくい高音をピアニッシモで吹かなければいけないとき、すごく長い綺麗なフレーズを息継ぎなしで吹きたいとき、指使いが難しいパッセージを速いテンポで吹かなければいけない時。トリルがものすごく長いとき。
鳴りにくい低音をフォルテで吹かなければいけないとき。
♯系の音程がどうしても高めになってしまい、他の音とのバランスがとりにくいときは何度練習しても、なかなか感覚を覚えれませんでした。

●その悩みをどうやって克服したのか

ただでさえ出しにくい低音や高音をはっきりと強弱を意識して吹かなければいけないときは、とにかく単音でアンブシュアを確認しながら、お腹で支えて体で覚えるように何度も何度も音を出す確認をしました。
ダブルタンギングや指使いなどテクニック的なことは、とにかくゆっくりから練習し、頭の中でイメージトレーニングもしました。必ず出来るようになりました。
長いフレーズをブレスなしで吹くのは私には難しかったので、ブレスの前の音の消え方を意識して、繋がって聴こえるように練習しました。

 

ケース3(20代前半・女性・経験年数:3年)

●どんな悩みがあったのか

ハイトーンが鳴らないこと。低音域を鳴らすのは私にとって比較的楽だったが(高音楽器なのは置いておいて)、フルートの最高音あたりの高音域が苦手だった(唇がブッて鳴ったり…)。
16分音符の連続も苦手だった。最後の難しかった曲にあげているが、「アルヴァマー序曲」のラストほぼまるまる1ページが16分音符の羅列。音程のアップダウンも激しく、テンポも速かったため、指がなかなかついてこなくてもどかしい思いをした。

●その悩みをどうやって克服したのか

口周りに力が入りすぎていたため、高音域を演奏する前にリップロールをするようにした。いい具合いに口周りの力が抜けて結果的に他の音域の鳴りも良くなった。
16分音符の羅列は、メトロノームを使ってゆっくりしたテンポで正確に楽譜をさらうところから始めた。できるようになったと感じたら少しずつテンポをあげて、最終的には楽譜に書かれているテンポで演奏できるようになった。それと、冬場だったため、常にカイロを握るようにしていた。

 

ケース4(20代後半・女性・経験年数:10年)

●どんな悩みがあったのか

・連符続きの曲で指が思うように動かず、どうしても同じパートや別の楽器の同じパートを吹いている人と合わせるとばらつきが出てしまった。
・音程が合わず、長く伸ばす音で音揺れが激しかったこと。特に冬場が厳しかった。
・最高音やそれに近い音が曲の中であるとなかなか当てられなかった。どうしてもアタックが強すぎてきつい音になってしまった。
・アンサンブルでは最低音をフォルテシモで出すことができず、強弱記号を意識しすぎると裏返ってしまった。

●その悩みをどうやって克服したのか

・連符はひたすら練習あるのみ。ゆっくりのテンポから丁寧に練習し、少しずつテンポアップした。最終的にはインテンポより少し早めにしてでもできるようにし、実際の演奏ではゆとりが持てるようにした。その際どうしても走りがちになってしまうので頭の中で裏拍を意識した。
・合奏や基礎練習中に他人の音をよく聞くようにした。やっているうちにだんだん自分と比べ高いか低いかがわかるようになった。冬場は楽器に息を入れ意識して温めた。
・残り2つの課題は今でもまだ乗り越えられていない。

 

ケース5(40代前半・女性・経験年数:5年)

●どんな悩みがあったのか

最初はとにかく音自体がなかなか出ずに苦労しました。マウスピースだけで音を出す練習を何回もやっていた記憶があります。あとは音の安定感がないことで、日によって違う音色になるのでアンブシュアの形を模索する感じです。
早いテンポの曲になると指がなかなかなめらかに動かないことと、息と指とのタイミングがずれてしまうので、口で早く音符が言えるようにしてから指を動かす練習に移るようにしています。
一番低い音と高い音は、出るときと出ないときがあります。

●その悩みをどうやって克服したのか

マウスピースだけで練習していた頃は、鏡の前で唇の形や息の出た後の白い筋も見ながら、どの状態のときに音が出るようになるのか確認していました。
音色の安定については、ロングトーンでアンブシュアの形を確認しながら、どの形が一番いいか考えながら練習しています。
指の動きについては練習を重ねるしか方法がないと思うので、とにかくできないところは何回も、最初はゆっくりと、徐々に早く、最後は楽譜通りのテンポで指が動くまで練習しています。

経験年数によっても悩みは様々ですが、正しいアンブシュアや息の使い方などは、共通の悩みなのでしょうか?

曲中でも、細かいパッセージが求められるフルート奏者は、指使いにも悩みがありますね。

ただ一つ言えることは、悩みが具体的であれば、解決方法も見つかるのではないでしょうか。

是非参考にしてみてくださいね。

 

フルート初心者の練習方法と悩み・解決方法まとめ

今回は、フルートの練習方法、フルート特有の悩みとその解決方法をまとめました。

フルートは、吹奏楽の中でも、トランペットと同じように非常に目立つ楽器で、更に繊細な音色が求められます。

正しい奏法をしっかりと確立させ、指使い、早いパッセージ、ゆっくりと練習してみてくださいね。

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