アニメ「ワンピース」の銅像が熊本県内の各場所に設置されています。
熊本地震の復興プロジェクトで熊本市出身の作者尾田栄一郎さんの協力で実現したプロジェクトです。
今回は、2022年5月現在、ワンピースの銅像が設置されてる場所、また、実際にワンピースの銅像を見るためにどう回ったらいいか、アクセス方法も調査しました。
ワンピースの銅像のキャラクターと設置時期と場所
ワンピース銅像は、熊本復興プロジェクトの一環で企画されたものです。
2016年4月に発生した熊本地震。地震直後の4月17日には熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏から「必ず助けに行く」という心温まるメッセージが届きました。
このメッセージを、復興に向かう熊本の「原動力」としていくため、漫画『ONE PIECE』と熊本県が連携した『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』が立ち上がりました。
2016年には、第1弾として、熊本県内でスタンプラリーやラッピング列車といった復興プロジェクトが実施されました。また、熊本城マラソンでは、たくさんのランナーを「麦わらの一味」が応援し、益城町では『ONE PIECE オリジナル返礼品』が製作され、多くのふるさと納税が寄せられました。
2017年の第2弾では、「ONE PIECE」連載20周年に合わせ、尾田氏と集英社から熊本県内すべての新成人に特別メッセージと記念品が贈呈されました。また、「ONE PIECE」キャラクターによる熊本県ホームページジャックなどのプロジェクトが展開されました。
2018年の4月には、尾田氏のこれまでの功績を称えるとともに、復興支援へのご尽力に感謝し、熊本県から「県民栄誉賞」を贈呈させていただきました。受賞を記念して、2018年11月30日にルフィ像が完成しました。
今後、熊本県下に麦わらの一味の銅像が建設される予定です。復興はまだ半ば、麦わらの一味と一緒に、新しい冒険は続いていきます。参照元:https://op-kumamoto.com/
という訳で、ルフィーの一味が熊本県内9か所に設置されることになりました。
それでは、9か所の詳細を見ていきましょう。
ルフィー|県庁プロムナード
設置年月日:2018年11月30日
設置場所:熊本県庁プロムナード
ストーリーは以下の通りです。
熊本こと「ヒノ国」に上陸した麦わらの一味。
2016年4月、「ヒノ国」では「前震」「本震」の二度の大きな地震「平成28年熊本地震」が発生し、多くの家屋倒壊や土砂災害、道路の寸断など、その被害は広範囲に及びました。
麦わらの一味は、今なお「ヒノ国」の住民が苦しんでいることを知ります。
そこで船長ルフィが、一味の仲間たちに被災地の復興の手助けを指示。
仲間たちは、それぞれの特技で被災地の困り事を解決し、復興へのエールを送るルフィ(県庁)のもとでの再会を誓います。参照元:https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_28838.html
サンジ|益城町
設置年月日:2019年12月7日
設置場所:益城町交流情報センターミナテラス
サンジ像の除幕式には、ワンピースのコスプレイヤーさん達も参加され非常に賑わいを見せていますね。
ウソップ|阿蘇市
設置年月日:2019年12月8日
設置場所:阿蘇駅前ロータリー
こちらの除幕式にも、沢山の人が集まって、ワンピースの人気の高さが改めて分かります。
阿蘇市は、熊本地震でかなり大きな被害を受けた地域で、2020年10月にやっと国道57号線が復旧完了しました。
雄大な阿蘇の景色を見に行くついでにチョッパー像もみて下さいね。
チョッパー|熊本市動物園
設置年月日:2020年11月7日
設置場所:熊本市動植物園 正面入口前多目的広場
予定より1年くらい遅く設置されたチョッパー像です。
動植物園の正面入り口前に設置され、動植物園を利用する人をお出迎えします。
除幕式は、今の情勢で、県内在住者に限り、予約申込制がとられました。
今後の流れもそうなるのでしょうね。
ブルック|御船町
設置年月日:2020年11月8日
設置場所:ふれあい広場(御船町辺田見100番地)
5体目の銅像はブルックです。
恐竜公園の道路側に設置されたブルック像は、意外にかっこよかったです。
公園に設置されてる銅像だとゆっくり鑑賞も出来ますね。
フランキー|高森町
設置年月日:2020年11月21日
設置場所:高森駅前
高森町も地震によって、かなりの打撃を受けた地域です。
唯一の鉄道南阿蘇鉄道が寸断され、住人の足が無くなりました。
そんな、鉄道の再開を願ってのフランキー像ですね。
11月21日が楽しみですね。
ナミ|西原村
設置年月日:2021年7月31日
設置場所:俵山交流館「萌の里」
西原村にナミの銅像が設置されました。
西原村も地震の被害がかなり大きく家屋倒壊が酷かった地域です。
復興の手助けとなればいいですね。
ゾロ|大津町
設置年月日:2022年1月22日
設置場所:大津町中央公園
予定より少し遅れての設置ですが、9体目の銅像が完成しました。
ゾロはワンピースの中でも人気のキャラクターの一人で、銅像も中々の人出のようですね。
ロビン|南阿蘇村
設置年月日:2021年10月9日
設置場所:東海大学阿蘇校舎・正門付近
南阿蘇村も地震被害が大きく、一時期は道路が分断され、被害者も多く出た地域です。
今では立派な道路が完成して、阿蘇方面に行くのにも躊躇なく行けるようになりました。
ロビン像は、東海大学阿蘇校舎内に設置してあるため、入場時間が決まっています。
- 開館時間:午前9時から午後5時まで ※11月中旬から2月末までは午後4時まで
- 休館日:火曜日(祝日の場合は翌水曜日休館)
- 入場料:無料
ご注意ください。
ワンピース銅像を効率よく見る方法
それでは、2022年5月現在全9体の銅像があり、効率よく回るにはどのように回ったらよいかを考えてみました。
ルートの全体像
約16Kmの距離を30分ほどで到着です。
AM8:30 御船町ふれあい広場(恐竜公園着)
ブルック像見学(30分)
約10Kmの距離を20分弱で到着
AM9:50 熊本市動植物園到着
チョッパー像見学(30分)
約20㎞の道路を40分ほどかけて次の目的地西原村へ行きます。
AM11:00 俵山交流館「萌の里」到着
ナミ像見学(30分)
西原村から阿蘇の山をぐるっと回りながら、高森町高森駅に向かいます。
道路もかなり整備されて綺麗な景色を見ながら走れます。
AM12:00 高森駅到着
フランキー像見学+昼食(1時間)
今度は阿蘇の山を感じながら約20分で南阿蘇へ到着します。
途中、カフェなどがあり休憩しても良いかもですね。
PM1:30 東海大学阿蘇校舎・正門付近到着
ロビン像見学(30分)
この辺りは少し車が混雑しますので疲れているときは無理せずに回りましょう。
PM:2:20 阿蘇駅到着
ウソップ像見学(30分)
新しくできたバイパスを通り、約30分ほどで大津中央公園へ到着します。
PM3:20 大津町中央公園 到着
ゾロ像見学(30分)
大津町から空港線を通り、約20分で益城町交流情報センターミナテラスへ到着します。
この辺りも少し込みますので時間に余裕を持ってくださいね。
PM4:10 益城町交流情報センターミナテラス 到着
サンジ像見学(30分)
最後の一つルフィー像を見に県庁へ行きます。
こちらは約20分で到着します。
PM5:00 熊本県庁 到着
ルフィー像見学(30分)
最後に熊本駅に戻りましょう。
約6Kmの道のりです。
PM6:00 熊本駅到着
お疲れ様でした。
全部で9体ありますが、このルートでいけば、1日あればなんとか回ることが出来ます。
9体是非コンプリートしたいですね。
公共交通機関だと少し厳しいかもしれませんね。
ワンピース銅像の場所とアクセスまとめ
今回は、ワンピース銅像の設置場所と効率の良い回り方を調べました。
熊本復興として企画されたワンピースのプロジェクトです。
ファンの方はもちろんそうでない方も是非熊本周遊をされてみてはいかがでしょうか。